Jun 11, 2010
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霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)の噴火で大量の灰が降り積もった宮崎県都城市などで2日、家庭や事業所などで集められた火山灰を収集する作業が始まった。火山灰や噴石の噴出量は26日の噴火から2日間だけで約7000万トンと推計される。2日朝も爆発的噴火が起きており、収集作業は終わる見通しが立たない状態だ。
【写真特集】新燃岳噴火を大量の写真で
2日午前8時50分、火口から約11キロ東の同県高原町役場を、町の委託を請けた地元の建設業2団体の2トントラック2台が出発した。町は30日以降、家屋や庭などに降り積もった灰を透明なビニール袋に入れ、町内235カ所のごみ集積所に出すよう住民に呼び掛けている。
町立高原小では約30袋をトラック荷台に積んだ。川崎明広校長(55)は「給食室の周りだけでこの量。助かります」。集めた灰は町内のごみ処理施設「霧島美化センター」へ運ぶ。作業は当面1〜2週間ほど続ける予定。
風向きの影響で降灰が最も多い都城市では、市と委託2業者のトラックが市内を11地区に分担し、ごみステーションに出された火山灰を集めて回った。市は31日時点で市内の降灰量を約1000トンと推計している。【阿部周一】
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宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)で2日午前5時25分、爆発的噴火(爆発)があった。更に同10時47分にも爆発が起きた。爆発による空気の振動「空振」を観測したが、自治体など関係機関に建物被害の報告はない。2日午前の爆発は噴火活動が活発化した1月26日以降、6回目と7回目。1日午前7時54分の4回目以降、爆発の間隔も短くなっている。
【写真特集】新燃岳噴火を大量の写真で
鹿児島地方気象台などによると、6回目の爆発の噴煙は火口から2000メートル以上に達し、南西の風に乗って宮崎県方向に流れた。7回目の噴煙は火口上500メートルにある雲で、高さは確認できていない。
6回目の爆発で火口の南西約3キロにある鹿児島県霧島市湯之野の空振計で299.6パスカルを観測した。一連の爆発では、霧島市内で窓ガラスなど322枚が割れた1日朝の爆発時(458パスカル)に次ぐ大きさだった。7回目は湯之野で86.5パスカルだった。
新燃岳では、火口内で溶岩ドーム(直径約600メートル)がふたの役割をして火山性ガスが蓄積、圧力が高まって爆発が続いているとみられる。1日朝の爆発でドーム先端部が吹き飛ばされたが、その後、再びドームが成長している可能性もあり、福岡管区気象台が2日午後、ヘリコプターで上空から観測する予定。
火口の西約13キロの霧島市牧園総合支所の男性職員は「窓が小刻みに揺れた。電話で近隣住民に被害の有無を聞いた時、窓が揺れるのを感じた人もいた」と話した。
降灰は宮崎県都城市などで続いており、JR九州は同市と鹿児島県湧水町を結ぶ吉都線全線で2日の運行を一時見合わせた。【福岡静哉、田中韻】
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鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)は2日も活発な活動を続け、同日午前、大きな空気振動(空振)を伴う爆発的噴火が2回発生した。爆発的噴火は7回となった。被害報告は入っていないが、発生の頻度が高まっており、福岡管区気象台は警戒を呼びかけている。
同気象台によると、発生時刻は、午前5時25分と同10時47分。6回目の噴火では、噴煙の高さは2000メートル以上に達した。
火口から南西3キロの鹿児島県霧島市側に設置した空振計では、それぞれ299・6パスカル、86・5パスカルを観測した。一連の噴火では最大規模で、同市内のホテルなどで窓ガラスが割れる被害が出た4回目(1日午前7時54分)は458・4パスカルだった。
同気象台は「大きくなった溶岩ドームが火口にふたをし、内部の圧力が高まりやすくなっている。このため、比較的大きな空振を伴う爆発的噴火が起きやすい状態。今後も注意が必要」と説明している。
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